良い声を出す為の声帯の手入れ
良い声を出す為には、日頃からの声帯の手入れが大切です。風邪の予防や喉に潤いを与える目的でするマスクはとても効果があります。カラオケや詩吟などでの喉の使いすぎにも注意してください。風邪を引いた時などには安静にして声帯を休めてください。
カラオケや詩吟で良い声を出すには
カラオケや詩吟で良い声を出そうとすると、練習も大切ですが、声帯の状態が良いかどうかも重要なことです。良い声の出る人は声帯そのものが他の人とは違うと思います。
訓練によってある程度は声帯を変えることができますが、遺伝によるものも相当あると思います。また、健康状態によっても声帯の状態が変わります。
日頃から喉の状態に気をつけることが声帯の健康には重要です。喉が潤った状態に保つには、 マスク楽天 を使用することも必要です。特に夜に寝る時、主に口で呼吸をしている人はマスクをしてみてください。
風邪をひいた後に気をつけること
風邪をひくと喉の粘膜がウィルスなどに侵されて炎症を起こします。そして、喉が腫れて高い声が出にくくなります。この時、大きな声を出したり、カラオケや詩吟などをすると、更に声帯を痛めてしまいます。
まずは、声を出すのを控えてください。そして、安静にしてできるだけ早く風邪を治すことです。咳をするのもできるだけ控えてください。咳は声帯を痛める原因になります。
私は風邪を引いているのにカラオケをして喉を更に痛めてしまったことがあります。その時は、喉の状態が元に戻るのに長い時間が必要でした。また、風邪の治りかけに咳が出やすいし、元々、私は咳をよくするらしいので特に咳に気をつけなければなりません。
喉の潤いを保つ為に、できれば一日中マスクをしてください。十分でバランスのとれた食事もしてください。熱が無ければ一日中寝ている必要はありません。適度に身体を動かすことも大切です。寝る前には風呂に入って身体を温めて、少し長めに風呂に入って喉にも潤いを十分与えてください。
風邪を早く治す為にも予防の為にも、うがいは大切です。喉に潤いを与えて侵入するウィルスを洗い流すことができます。
龍角散などの喉の薬の使用
風邪を引いた時に喉の不調があると、漢方薬の 龍角散楽天 などの薬が効果があります。これは、鎮咳去痰剤で、たんや咳や喉あれや声の異常に効果があるようです。成分は主にキキョウの微粉末でキョウニンやセネガやカンゾウの微粉末も含まれています。
使い方は、添付のサジに山盛り1杯約0.3gを舌の上に置き、唾でゆっくり溶かしながら喉の奥に移動させます。少し苦味がありますが、飲みにくい程ではありません。しばらくの間は独特の臭いが口いっぱいに広がります。これを1日に3~6回服用します。
市販されている龍角散には、粉以外にも「龍角散ダイレクトトローチ」や食品の「龍角散ののどすっきり飴」というのど飴もあります。用途に応じて使い分けてください。
吸入器の使用
次に、喉のケアで効果があるのは吸入器の使用です。約1万円程度のものが市販品としてあります。ノドに効くし、目や鼻などの花粉症にも効果があります。水ではなく、約1%の生理食塩水を使うと良いでしょう。
身体全体の健康に留意
喉の健康の為には、身体全体の健康にも注意する必要があります。身体が健康なら喉の状態も良いのです。そのためには、睡眠も十分にとってください。
食べ物で気をつけること
身体の健康の為には、バランスのとれた食事も大切です。風邪などの病気に掛からない為にも食事は重要なことです。他の病気でも言えますが、塩分は控えめにしましょう。
牛乳やヨーグルトなどの乳製品は喉に膜を作り易いので、喉にはあまり良くないとされています。また、利尿作用のあるカフェインの多いコーヒーやお茶も喉には良くないとされていますが、飲み過ぎなければそう気にすることはないでしょう。
喉の使い方など
とにかく、喉は酷使しないことです。必要以上の大声を出したり、カラオケや詩吟であまり大きな声を出さないことです。
喉の使いすぎに注意
マイクを口に近めにして、少し控えめな大きさの声で歌いましょう。その方が聞いているお客様にも心地良く聞こえると思います。
また、声を出す時間もできるだけ控えてください。声帯を休ませることが声帯にとっては良いことなのです。
日頃から咳をあまりしないこと
私は日頃から、よく空咳をしているらしいのです。自分ではよくわからないのですが、人から言われて初めてわかりました。カラオケと詩吟をしているので、これからはできるだけ空咳をしないように気をつけようと思います。
咳をすると喉が痛くなるのはよく経験することです。これは、空気の流れで異物を外に出そうとして強い力が声帯に掛かり、声帯への負担が大きいからです。