イボ(いぼ)の取り方(素人でもできる方法)
イボが首筋や顔にできると、気になるものです。放っておいても自然に無くなることもありますが、なかなか無くならないのが普通です。イボコロリを使う方法や、イボの根本を糸で縛ってイボを取る方法があると聞き、実際に取ってみました。自信の無い方は皮膚科で治療してもらいましょう。
イボ(いぼ)とはヒトパピローマウイルス感染によってできる腫瘤のことで、皮膚にできるいわゆる「できもの」です。普通に手足や首や顔にできるものは、尋常性疣贅(ゆうぜい)といいます。
イボコロリ等の薬剤でイボを取る方法
普通は薬局等で「イボコロリ」や「スピール膏」等の商品名で売られている薬剤を塗ってイボを取る方法があります。イボに限らず、タコや魚の目も取ることができます。何日もかかって少しずつ小さくしていくことができます。
イボコロリ楽天 の一般的な使い方は1日数回患部に一滴塗布します。柔らかくなって死滅した細胞を丁寧に痛みがない程度に取り除いてやります。これを数日間続けます。
私は学生の頃、イボや魚の目を取るのに、家にあった濃硝酸を使ったことがあります。濃硝酸ではタンパク質が黄色くなってボロボロ取れてきます。痛みもあまりなく、比較的簡単に取れたのを思い出します。
イボコロリでイボを早くうまく取る方法
イボコロリや「スピール膏」を使って説明書通りにイボを取ろうとすると、小さいイボは説明書通りで比較的簡単に取れます。
しかし、少し大きなイボはなかなか取ることができません。何ヶ月もかかります。私は比較的大きなイボを早く取る方法を見つけました。
その方法は、イボコロリを塗布してから、1~2分置いて、表面が白くなって乾いてきたら、ティッシュペーパーを重ねて上から押さえてやります。
そうすると、痛みが増してきます。あまり痛いようだと手加減します。しばらくそのまま押さえていると痛みはなくなります。痛くなるくらいでないとなかなかイボは取れません。
少し経過したら再度イボコロリを塗布します
しばらくして、またイボコロリをその上に塗布します。そして同様にティッシュペーパーで押さえます。これを何回も繰り返してやります。
約半日したら、イボの表面の白い物を少しずつ痛くない程度にはがしてやります。血が出ない程度に時間をかけてはがします。
表面の白い物をはがした後に、イボコロリを塗布する時は、少し痛みが激しいようです。でも我慢できない程ではありません。あとはその繰り返しです。早く取ろうと思えばできるだけ頻繁にイボコロリを塗布することです。
イボクサ(疣草)について
イボクサはツユクサ科イボクサ属の一年生の湿地に生える雑草です。イボクサの葉の汁をイボに付けるとイボが取れるといわれていますが、その効果について私は知りません。試したこともありません。
イボクサは水田に生えると、これを除くのは難しく、厄介な雑草です。ツユクサに似た植物で、水田の中でも、畦でもよく繁殖します。茎が横に這っていって枝分かれして節ごとに葉をつけています。どこで切っても繁殖します。
イボの根本を糸で縛ってイボを取る方法
これは首筋にできたごく普通のイボです。気になってイボを触っていたら、根本が細くなってきました。
糸で縛ったらすぐにも取れそうな感じがしましたので、試しに木綿糸で縛ってみました。
この写真は縛ってから約12時間が経過したものです。糸は普通に1回縛っただけです。数時間毎にきつく縛るように締め上げました。
締め上げた時に少しだけ痛みがありますが、後は痛みはありません。イボへの血行を悪くして、兵糧攻めにする感じです。イボは少しずつ小さく硬くなってきました。
イボを糸で縛ってから36時間後の状態
この写真がイボを糸で縛ってから36時間後の状態です。上の写真と比べて、イボが黒くなり少し小さくなっています。少し硬くなっているようです。
結局イボは約4日後にポロリと取れてしまいました。痛みは全くありませんでした。
よく見るとすぐ横にも小さなイボがあります。これも今度取ってみようと思います。
インターネットなどで調べると、糸は絹糸の方が良いとの情報もあります。髪の毛が細くて丈夫だとの情報もあります。
私はどちらも試していないのでわかりません。木綿糸を使うのなら白色よりも黒色の糸の方が目立たないので良いかもしれません。
皮膚科でのイボの治療(凍結療法)
病院の皮膚科では、イボや魚の目を取るのに、低温の液体窒素で凍結させて取るのが一般的に行なわれています。液体窒素を含ませた綿棒をイボや魚の目に押し当てて凍らせて細胞を死滅させてから取り除きます。
少し冷たさと痛みがありますが、確実に取ることができます。しかし、何度も通院する必要があり、費用と時間が掛かるのが難点です。